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夜間金庫

銀行夜間金庫は、営業後の売上金を安全に回収する方法として、小売店舗に長く利用されてきました。しかしながらここ数年、各銀行が夜間金庫の利用料を「大幅値上げ」したり、そもそも夜間金庫自体を「廃止」してしまう流れが加速しています。

夜間金庫とは?

夜間金庫値上げ・廃止の傾向と対策

銀行店舗の営業時間外に売上金を預け入れるための金庫のこと。

現金と金種毎の明細を記入した入金帳を、専用の入金鞄に入れて施錠した上で、店舗の外壁に設けられてる夜間金庫投入口に投入します。銀行側が翌営業日にバッグの鍵を開け、金額を確認したうえで指定の預金口座に入金処理するサービスです。

銀行の営業時間外でも売上金を銀行に預け入れることができるので、店舗の金庫等に翌日まで保管することによる盗難や紛失のリスクを低くすることができます。

夜間金庫の値上げ・廃止が加速

実は銀行にとってこの夜間金庫は、一つ一つのバッグを開けて金額を計数機で確認し、入金帳の伝票と突き合わせて端末で入金処理を行う作業を伴い、大変手間(=コスト)が掛かるサービスです。しかし金融機関にとっては、「預金を集める為のサービス」という役割もあったことから、料金(利用料)も月額数千円程度と格安でした。

ところが1990年代後半頃から、各銀行は合理化の一環としてサービスの取捨選択と手数料体系を見直し始めました。手間の掛かる夜間金庫の利用料は大幅に値上げされたり、夜間金庫自体が廃止されるという流れが強まりました。更に、銀行の合併による支店の統廃合が進む中で、夜間金庫を持つ支店数自体も大幅に減少することになりました。

東京都内では新規利用は困難

例えば東京都内の主要ターミナル駅周辺のメガバンクでは、夜間金庫が利用できる支店はほぼ無くなってしまっています。数少ない利用可能支店でも、空き待ち多数で、実質的には利用できません。

今後、小売店様の取るべき対策は?

これまで通り安い料金での夜間金庫利用が出来なくなった小売店様が講じている対策を、実例を基にご紹介します。
翌日にATMで入金する

当日分の売上金を店内の金庫で保管し、翌日にATMで入金する方法です。

メリット・デメリット
  • 平日の日中であれば無料で入金できる(休日の入金には入金手数料が掛かるケースもある)
  • 釣銭両替のついでに入金すれば、銀行への往復が1日1回で済む。
メリット・デメリット
  • 連休中等、ATMが休止している日には入金が出来ない。
  • 店内金庫に保管している夜中に、盗難に遭う可能性がある。
  • 休み明け等は混雑し、長時間並ぶ必要がある。
中小金融機関の夜間金庫への乗り換え

信用金庫に口座を移す方法です。

メリット・デメリット
  • 引き続き夜間金庫サービスの利用が出来る
  • 都市銀行と比べると比較的低料金で利用が可能
メリット・デメリット
  • 各店舗毎に、近隣で新たな金融機関の口座を開設するのは面倒。
  • 仕入代金の支払い等で従前の口座を使っている場合は、資金振替を頻繁に行う必要がある。
警備会社の回収サービスを導入
サービスの種類によって異なりますが
  • 警備会社が店舗まで回収に行くので、毎日ATMに並ぶ必要が無くなる。
  • 釣銭も配達してくれる
  • 店舗保管中の盗難リスクが補償される
  • 違算が無くなる
  • 土日もGWも毎日入金できる
等々のメリットがございます。

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